りんご病の流行について

<リンゴ病(伝染性紅斑)流行しています>2007.1

昨年の11月ごろより、リンゴ病(伝染性紅斑)が近隣で流行しております。
リンゴ病とはどのような病気でしょうか?

<原因> パルボウイルスB19というウイルスによる感染症です。

<症状> 顔面(特にほっぺ)の発赤、紅斑、上下肢や臀部、背部のレース上紅斑、関節痛など

<感染経路、経過> 感染は主に飛沫感染と考えられます。感染後、1週間前後で微熱が出たり、軽い風邪症状が出ます(この時期の感染力が一番強い)。その後さらに1週間前後で特徴的な紅斑が出現します(この時期には感染力はほとんどない)。発疹は1週間前後で自然に消失します。

<治療> 治療法はありません。1週間ほどで紅斑が消失するので経過観察のみです。

<合併症> 年長の子供さんや大人が罹患すると関節痛、頭痛などを呈する事があります。特殊な例ですが、生まれつき血液(特に赤血球)の病気のあるような人は、貧血が急速に進んで心不全などの症状を起こす可能性がありますので注意が必要です。また、妊娠中の方が罹患しますと胎児が貧血になり心不全症状(胎児水腫)を起こしたり、死産、流産の原因になる事があります。

<登園、登校> 上記のように、紅斑が出現してリンゴ病と診断のつく頃には伝染性がほとんどなくなっておりますので、登校、登園は本人の自覚症状がなければ可能です。
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