おたふくかぜ流行

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おたふくかぜとは、おたふくかぜウイルスが原因で起こる流行性耳下腺炎のことです。他の原因(他のウイルスや細菌感染症、唾石など物理的閉塞)で起こる耳下腺炎とは区別します。通常、2-3週間の潜伏期を経て耳下腺や顎下腺の腫脹疼痛で発症いたします。発熱は認める場合と認めない場合があります。唾液(つば)を出すところの炎症ですので、食事時に疼痛の悪化を認めます。酸味の強いものや刺激物は避けたほうが良いでしょう。

 よくある質問で、片方だけしか腫れなかった場合、再度おたふくかぜにかかるのでは(反対側で)という質問がありますが、これはありえません。あくまで、全身のウイルス血症の結果発症しますので、片側しか腫れる事がなくてもおたふくかぜウイルスの感染によるものであれば終生免疫ができ、2度と罹りません。
 子供(やや年長児)の合併症で問題になるのが、髄膜炎です。発熱、頭痛、嘔吐がおたふくかぜの経過中みられたら速やかに受診して下さい。膵炎は髄膜炎に比べるとずいぶん少ない合併症です。非常に強い腹痛、嘔吐などが症状です。人でよく言われる睾丸炎(男性不妊の原因になる)は思春期以降の患者さんの合併症です。睾丸炎と同様、女性では卵巣炎を起こす事がありますので注意して下さい。
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