院長のひとりごと
日常の診療や世の中の出来事などに対してのミニコラムです。
私見だらけの辛口コメントもお許し下さい。

2016年1月8日 年頭所感 今年はどんな年になるでしょうか

 新年明けましておめでとうございます。本年は、昨年とは違い大変暖かいお正月だったようです。スキー場は雪不足で大変だとニュースで報じられています。昨年のように大雪で寒いのも困りますが、冬は冬らしくないと経済効果的にも色々不都合があるみたいですね。

 さて今年は申年ですが、どのような年になるのか全く分かりせん。新年早々、隣国では核実験?が行われ、相変わらずテロリストに対する恐怖が世界各国に広がり、異常気象にも悩まされそうです。不安定な世界情勢とは裏腹に、私たちの周囲は平凡に日々が過ぎていきます。平凡こそ最高の贅沢かもと最近思うようになりました。とにかく社会的にも、個人的にも大きな波風が無い平穏な1年になりますよう心から祈念いたします。

 今年は4年に一度のオリンピックの年ですね。ブラジルで開催されるオリンピックは、不安な面もありますが無事成功することと日本選手の活躍を期待したいと思います。そしてついに4年後は東京でオリンピックが開かれます。チケットが取れたらいいですが、おそらく大変難しいでしょう。やはりTV観戦になるのでしょうか。
でも折角だから雰囲気を味わいに東京まで行きたいところですね。まあまだ4年ありますので、あせらずに・・・。

2015年1月9日 年頭所感 今年はどんな年になるでしょうか

 新年明けましておめでとうございます。本年は、お正月早々60年ぶりの積雪に見舞われ大荒れのスタートでした。娘はスキー場以外でこんなに雪を見ることがないらしく、朝早くから雪だるま作りに励んでおりました。おかげで巨大雪だるまが完成し、クリニック再開後数日間は、患者さんにも楽しんでいただきました。

 今年は、未年です。ヒツジは何となく穏やかなイメージのある動物ですので、できれば穏やかな1年になることを望みます。昨年は、土石流や火山の噴火、台風や浸水といった自然災害が多かったような気がします。日本列島では、豊かな四季と自然が様々な場所で満喫できますが、同時に自然との付き合い方を充分考えないといけないのかもしれません。
 個人的には又一つ年をとるわけで、ますます若々しさがなくなってきています。年相応を受け入れないといけないのではありますが、いつまでも若い時の気分のままという感じも大切にしたいので、その辺の折り合いをどうつけようかと思案しております。患者さんやその親御さんとの世代格差は広がっていくのですが、『いまどきの若い人は』ということではなく、常に若いお母さん、お父さんに寄り添って行けるような小児科医を目指したいと思います。

  世間では、アベノミクスやらで景気回復に主眼が置かれていますが、医療・福祉の充実なくしてこの国の超高齢社会を克服してはいけません。同時に、高齢者を支える若い人を支えなければ、高齢者も支えられません。出生率を少しでも増加させて社会の新しい担い手を作りださなければ、超高齢社会も崩れていくことになります。そのために少しでも少子化対策や、子育て支援などがないがしろにならないように切に願うところです。

2014年1月7日 年頭所感 今年はどんな年になるでしょうか

 新年明けましておめでとうございます。今年も1週間が過ぎ、まずまずのスタートが切れたのではないでしょうか。午年の今年は、果たしてどんな年になるのでしょう。

 まず、大きなイベントとしては、ソチオリンピックとサッカーのW杯ブラジル大会があります。真央ちゃんは悲願の金メダルを取れるでしょうか。沙羅ちゃんは女子ジャンプの記念すべき第1回で金メダルの獲得がなるか。カーリングはどこまで勝てるでしょうか。スピードスケートやノルディック複合はなどわくわくドキドキしますね。
 またサッカーでは、何とかベスト16の壁を越えてベスト8まで進んで欲しいのですが、予選グループから手ごわい相手が並んでいます。ブラジル大会ですので時差がほぼ12時間、はたして放送時間は等心配しています。仕事中で生で見られないかも・・・。でも初戦は確か日本時間の日曜日だったと思うので大丈夫でしょうか。

   と気楽な事を言っていますが、やはり本業を大切にしないといけません。最近、患者さんも減少傾向ですし、何時までも信頼される小児科医としてどうしていくべきか常に自問自答しながら頑張っていかなければと思う年初でした。

2013年9月20日東京オリンピック開催決定~台風18号

 去る9月8日未明に、2020年のオリンピック開催地が東京に決定しました。ロゲIOC会長の『TOKYO2020』のボードは感激でしたね。のちにプレゼンテーションを見ましたが、素晴らしいの一言、どなたも個性的かつ印象的で良かったですね。チーム全体の誘致成功でしょう。前回の東京オリンピック開催時は私2歳で、当然記憶にはございません。スポーツ観戦大好きな私としては、今からわくわくドキドキです。
 久しぶりに明るい話題で、日本中7年後に向けてさあがんばるぞという雰囲気だったのに、9月16日の未明から台風18号が日本列島を直撃しました。京都に初めて特別警報なるものが発令され、嵐山が冠水してあわや渡月橋が流されるのではと心配しました。桂川流域だけがと思いきや、醍醐地区でも小栗栖のほうでは、床上1メートル以上の冠水がとのことでした。近年異常気象が多くなっていますね。今回も夏の猛暑の影響で、日本近海の海水温が依然高いため、台風が勢力を落とすことなく日本に接近したためだそうです。
 相次いで、色々なことがあった9月ですが、悠久の昔より中秋の名月は受け継がれ、今年は特にきれいな月景色でした。奇麗な月姿を見ながら、このまま2020年まで何事もなく平和な日々が続くことを切に願うのでした。

2013年7月20日「ホームページをリニューアルしました」

 ホームページをリニューアルしました。以前よりHPを開設し、情報発信に努めてまいりましたが、このコラムは結構サボってました。今回、リニューアルを期に色々正直な意見を述べさせていただきたいなあと思ってます。
よろしくお願いいたします。
 ところで今年の阪神タイガースの調子がなかなかいいのです。元大リーガーを2人も採って、もっと若手を育ててほしいと願っていましたが、福留は別として西岡は正解でした。本当に頑張ってくれてますし、何といってもあの明るさがいいですよね。後半戦少しずつ勝ち越して9月以降に巨人と大勝負してほしいなあと願っています。阪神ファンでない方はスル―して下さい。

2011年4月7日「大震災に思う」

 ご存じのように3月11日に未曾有の大地震が起こり、地震以上に津波の被害で東北地方の太平洋沿岸部が壊滅的状態となりました。被災者の方々には、心の底からお見舞い申し上げます。連日連夜、さまざまな報道がなされいまだにショックが収まらない状態です。医療的にも災害医療の最前線が報道もされておりますし、また京都府医師会からも派遣の医師団が継続的に福島県に入り、診療を行っている様子が刻々と寄せられています。今回、家屋倒壊による圧死や重症外傷の患者さんは少なく、津波被害に死亡者が大半のようです。結局、避難できた軽傷者か避難できずお亡くなりになられたかのどちらかという状況です。原子力発電所の問題も不安に拍車をかけます。おかげで、原子力発電所の仕組みや構造に詳しくなったのは、私だけではないはずです。

 また、さまざまな分野から支援が寄せられています。特に、海外からの支援の素早さと手厚さには正直驚いています。スポーツ界からの支援やメッセージには、感動的なものがあります。イタリアのサッカーの試合で、選手全員が喪章をつけて戦い、また日本語の横断幕をフィールドに掲げているのを見ると、日本人がチームにいるとかいないとか関係なく日本を支援しようという姿勢がみられることは、日本人としてうれしい限りです。是非このような世界中からの支援の気持ちに我々日本人は応えなければいけません。我々は、出来ることを出来る限りやっていって、少しでも早い被災地の復興を世界に発信できるよう協力しないといけません。それなのに、政治のなんと鈍感なことか・・・。国会議員のみなさん、今頑張らなくていつ頑張るのでしょう。首相が変わらないと連立できないなどと言っている某党、なかなかリーダーシップを取れない政権与党、そんなことどうでもいい時です。名もない、自衛隊員、消防署職員、警察官、医療関係者、その尽力、努力に大所、高所から報いることができるのは、政治家のみなさんしかいないのではないのでしょうか。

 我々は、東北で被災された方のことを胸にしまって、今出来ること、それは今までやってきたことを今まで通り続けることに他なりませんが、それを一所懸命やっていきましょう。今こそ日本人の底力を試されている時でしょう。

2009年6月9日「新型インフルエンザ騒動」

 4月末にメキシコからあっという間に世界中に駆け巡った新型インフルエンザ流行開始のニュースは、我々医療関係者のみならず日本中に大きな衝撃をもたらしました。当初、メキシコでも死者や重症者が少なからず出ていることが伝わっており、従来のインフルエンザより強毒性の可能性も否定できませんでした。日本では、水際対策と称し、空港での派手な検疫活動が開始され、5月に入り修学旅行帰りの高校生から最初の確認例が出たあたりは、さながら劇場型の大騒動となりました。その後、結局神戸、大阪で渡航歴のない人から、次から次へと感染が確認され、検疫のむなしさが痛感され、京都でも小学生の確認例が出ると、京都への修学旅行を中止する学校が相次ぎ、京都の経済は大きな打撃を受けました。その後、空港で確認された最初の症例以前に、すでに新型インフルエンザの流行が始まったことが確認されるに至り、今日、終息方向ではあるものの福岡などでは以前患者数が増加しております。

 経過から言うと、このようなサマリーにまとまってしまうわけですが、ところがどっこい、現場の医療機関がどれほど困惑、混乱したかはあまり報じられていません。神戸でたまたま新型の検査を依頼されて先生がいて始めて人から人への感染例が確認されたにもかかわらず、その診療所の先生は、休業するように行政から指示されたり(できればそうして欲しいというあいまいな言い方で)、医療者は、患者さんは拒否してはいけないと言いつつ、患者がいざ出れば平気で医療者の行動を制限しようとする対応策は、はっきり言って意味がありません。我々、小児科では、来院患者さんの多くは発熱を伴っております。発熱があるというだけで、隔離したり、ましてや入り口を別にしたり、診察室を別にしたり、ガウンやゴーグルまでつけて診察したり、などは到底できません。5月20日過ぎには、ある程度、神戸、大阪の症例が簡単ではありますが分析されており、その結果、入院加療が医学的に必要だと思われた例は、1例しかなかった事実が判明してからは、当院でも全く普段どおり、発熱患者さんもそれ以外の患者さんも診療しておりました。ある意味、全くの日常診療の継続です。

 この秋、再び流行が再燃することでしょう。大騒ぎしてマスクを買いあさったり、日常生活を制限するような感染対策はやらないでおきましょう。日常診療の継続をしっかりやって、もし重症患者さんや入院が必要な患者さんは、今まで通り、病院に紹介しケアーしてもらうことこそ大事なことです。今のところ、すぐに新型インフルエンザかどうか判断する検査はありません。一度に何万人と患者さんが出た時には、新型かどうかを調べることすらできなくなります。ですから、今まで通り、A型インフルエンザとして対応できるように、今から国民を含め皆さんのコンセンサスを得ておくことが必要です。
厚生労働大臣も選挙でそれどころではないかもしれませんが、我々から言わせると選挙どころじゃないということになりませんか。
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