2015/01/09
新年明けましておめでとうございます。本年は、お正月早々60年ぶりの積雪に見舞われ大荒れのスタートでした。娘はスキー場以外でこんなに雪を見ることがないらしく、朝早くから雪だるま作りに励んでおりました。おかげで巨大雪だるまが完成し、クリニック再開後数日間は、患者さんにも楽しんでいただきました。
今年は、未年です。ヒツジは何となく穏やかなイメージのある動物ですので、できれば穏やかな1年になることを望みます。昨年は、土石流や火山の噴火、台風や浸水といった自然災害が多かったような気がします。日本列島では、豊かな四季と自然が様々な場所で満喫できますが、同時に自然との付き合い方を充分考えないといけないのかもしれません。
個人的には又一つ年をとるわけで、ますます若々しさがなくなってきています。年相応を受け入れないといけないのではありますが、いつまでも若い時の気分のままという感じも大切にしたいので、その辺の折り合いをどうつけようかと思案しております。患者さんやその親御さんとの世代格差は広がっていくのですが、『いまどきの若い人は』ということではなく、常に若いお母さん、お父さんに寄り添って行けるような小児科医を目指したいと思います。
世間では、アベノミクスやらで景気回復に主眼が置かれていますが、医療・福祉の充実なくしてこの国の超高齢社会を克服してはいけません。同時に、高齢者を支える若い人を支えなければ、高齢者も支えられません。出生率を少しでも増加させて社会の新しい担い手を作りださなければ、超高齢社会も崩れていくことになります。そのために少しでも少子化対策や、子育て支援などがないがしろにならないように切に願うところです。