ワクチン接種について

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今まで行ったワクチン接種の実績や、様々なワクチン接種をご紹介いたします。
今後実施するワクチン接種のお知らせも随時更新してまいりますので、是非ご覧ください。

インフルエンザワクチン2023

本年度はすべての予約をアイチケットからのWEB予約としますので、ご了承ください。
予約なしでの接種は行いませんのでご注意ください

〇 令和5年9月28日(木)9:00より予約可能です。

アイチケットアプリのダウンロードがまだの方は、ダウンロードしてから予約してください(無料)。詳しくは窓口まで(パンフレットをお渡しします)
*電話、窓口での予約はできませんので、ご了承お願い申し上げます。

1)火、水、木、金の午前診 (10月17日以降~12月22日まで)→ 8人ずつの予約が可能です。
当日は必ずアイチケットで順番を取って来院して下さい

2)火曜日、金曜日(10月17日以降~12月22日まで)
15:45から → 8人ずつの予約が可能
夜診 → 6人ずつの予約が可能 
夜診の場合は当日必ずアイチケットで順番を取って来院して下さい

3)臨時接種日

10月  26日(木) 28日(土)
11月  11日(土) 16日(木) 25日(土) 30日(木)
12月  16日(土) 21日(木)
木曜日 16:30~18:15 15分ごと6枠ずつ 計48枠
土曜日 14:00~15:45 15分ごと6枠ずつ 計48枠

 

<予約に関する注意事項> *必ずお読みください

  • 2回接種の場合(13歳未満)は、必ず2~4週間の間隔をあけて予約して下さい。
    また、13歳未満の方は、2回目の予約も必ず取るようにして下さい。(予約が埋まり、ご希望の日に取れない可能性があります)
    ただし、12歳などで毎年接種している方は1回でも可能です。ご相談下さい。
  • 予約・キャンセルとも前日の23:59までです。当日変更の場合はお電話下さい。
  • 必要最小限の予約にして下さい。
    とりあえず数枠を1人の名前で確保することはできませんのでご了承下さい。
  • 予診票を事前に下記よりダウンロードするか、当院に取りに来てもらい、必ず記入して来て下さい。
    https://medical.mt-pharma.co.jp/di/file/prescribe/pdf/5in-304.pdf
  • ご不明な点等は、窓口か電話でお問い合わせ下さい。TEL 075-573-8808
    ただし、よほどの場合を除き、窓口や電話では予約できませんのでご了承下さい。

<ワクチンの接種量>

6か月以上3歳未満 0.25ml×2回 
3歳以上13歳未満 0.5ml×2回 
13歳以上 0.5ml×1回

<ワクチンの料金>

3歳未満;1回 3,000円   3歳以上;1回 3,500円

<成人の方の接種>

当院で罹られている子どもさんのご両親、祖父母などについては接種を行います。本年から高齢者の方は一律1,500円となりました。高齢者で生活保護受給者の方のみ無料ですが、事前に区役所で生活保護受給証明書を発行してもらい持参してください。

不活性ポリオワクチン

不活化ポリオワクチンいよいよ接種開始

平成24年9月1日より不活化ポリオワクチンが、国が定める定期接種として開始されることとなりました。今までの、生ワクチンである経口ポリオワクチンは原則なくなります。

当分の間、単独の不活化ポリオワクチンの接種となりますが、すぐに3種混合ワクチン(DPT)と不活化ポリオワクチンを混合した4種混合ワクチンが認可され、3種混合ワクチンの未接種者は4種混合を接種することになると思われます。

詳しくは、厚生労働省のホームページにQ&Aがあります。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/polio/qa.html

<今までのポリオワクチン接種歴による接種方法>

1)経口生ポリオワクチン未接種児
不活化ポリオワクチンを3回接種(1ヶ月間隔)後、1年後に追加

2)経口生ポリオワクチンを1回接種した児
不活化ポリオワクチンを2回接種(1ヶ月間隔)後、1年後に追加

3)経口生ポリオワクチンを2回接種した児
不活化ポリオワクチンを接種する必要はありません

4)自費で不活化ポリオワクチンを接種した児
合計4回になるように、残りの分を接種してください(追加分は3回目から1年後)

肺炎球菌ワクチン

肺炎球菌とは?肺炎球菌ワクチンとは?

肺炎球菌は、小児期の細菌性髄膜炎の原因菌として、インフルエンザ桿菌(Hib)に次いで多い細菌です。髄膜炎だけではなく、肺炎や中耳炎の原因として小児細菌性感染症の中で重要な位置を占めています。

今まで、老人などに接種する肺炎球菌ワクチン(ニューモバックス)は、日本でも広く使用されてきましたが、小児期(乳児期)に接種するワクチンは、日本では認可されていませんでした。欧米では定期接種(公費)の国が多いこのワクチンが、やっと、この2月末から日本でも接種可能となりました。

肺炎球菌は、保育園などに入所すると約3ヶ月程度で鼻腔内に定着してしまい、場合によっては、敗血症(血液中で細菌が増殖し、様々な症状を呈する重症感染症)、細菌性髄膜炎などの原因となります。従って、肺炎球菌による重症感染症を予防するためにはできるだけ早期のワクチン接種が必要です。

当院では、3種混合ワクチン(DPT)、ヒブワクチンとの同時接種を推奨いたします。

上記の通り、乳児期早期の接種が薦められるワクチンです。
下記を参照してください。

<接種対象>

生後2ヶ月~9歳

<接種スケジュール>

生後2ヶ月~7ヶ月未満
4週ごとに3回接種 60日以上の間隔で追加接種
生後7ヶ月~1歳未満
4週ごとに2回接種 60日以上の間隔で追加接種
1歳以上~2歳未満
1回接種 60日以上の間隔で追加接種
2歳以上~9歳
1回接種のみ

<副反応>

接種部位の発赤、腫脹、疼痛など
その他、他のワクチンの副反応と同様

<費用>

平成23年1月より、生後2ヶ月~5歳未満の子どもさんに関しては、公費での接種が可能となりました。

公費外の接種は、当院では1回10,000円です。

子宮頸がん予防ワクチン

子宮頸がん予防ワクチンとは?

近年、若い成人女性(20~30歳)を中心に子宮頸がん患者さんが増加傾向にあります。この子宮頸がんの原因が、ヒトパピローマウイルス(HPV)によるウイルスの持続感染であることが、判明してきました。

このHPVは、主に性交渉によって感染するウイルスで、このウイルスが持続感染する中で子宮頚部の細胞が子宮頸がんへと変化していきます(90%以上は一過性感染で持続感染することはありません)。

今回、日本でもこの発がん性HPVに対するワクチン(サーバリックス)が認可され、接種することが可能になりました。性交渉によって感染するウイルスであることから、初めての性交渉の前に接種することが望ましいとされており、諸外国では12歳前後の女子に積極的に接種されています。

効果については、子宮頸がんの約70%を予防するとされ、その予防効果は20年以上持続することが予測されています。ただし、ワクチンのみでは子宮頸がんのすべてを予防はできませんので、成人後の子宮ガン検診は必ず受診する必要があります。

子宮頸がん予防ワクチン接種が平成25年4月より定期接種に

<対象>

10歳以上の女子(10~15歳が望ましい)
定期接種としての対象は小学校6年生~高校1年生

注意)基本的には、何歳でも接種可能。ただし、すでに感染しているHPVを除去する効果はありませんので、子宮ガン検診にて陰性である方における以後の新たな感染予防にのみ効果が認めらます。

<接種できる子宮頚がんワクチンには2種類ある>

子宮頚がんワクチンには
2価(サーバリクス)と4価(ガーダシル)があります。

子宮頚がんはヒトパピローマウイルス(HPV)の持続感染によって発症しますが、子宮頚がんを起こしてくるウイルスのタイプは、16型、18型で70%を占めるので、ワクチンはそのタイプに対して作られています。4価のワクチンは、この16型、18型に加え、尖圭コンジローマ(性病の1種で外性器にいぼのような発疹を作ります)を起こしてくる6型、11型が加えられています。子宮頚がんに対する予防効果については、今のところ差があるというデータはありません。

注意)最初に開始したワクチンで3回目まで終了します(途中での変更はできません)。

<接種方法>

3回接種 筋肉内注射
注意)下記のように2価のワクチンと4価のワクチンでは接種間隔が少し違います。

2価(サーバリクス) → 初回、初回から1ヶ月後、初回から6ヶ月後

4価(ガーダシル)  → 初回、初回から2ヶ月後、初回から6ヶ月後

注意)最初に開始したワクチンで3回目まで終了します(途中での変更はできません)。

<副作用>

接種部位の発赤、疼痛、腫脹、全身の疲労感、頭痛など
接種直後に失神を起こす場合があります。接種時にはできる限り保護者の方の同伴をお願いします。

<費用>

小学校6年生~高校1年生の定期接種対象者は無料です。公費外での接種は1回16,000円です。

ヒブワクチン

ヒブワクチンとは?

ヒブワクチンとは、Hib(インフルエンザ桿菌b型)に対するワクチンです。

Hibは、小児期の細菌性髄膜炎や肺炎の原因菌として有名です。
細菌性髄膜炎では、その5%が死亡し、25%の子どもさんに後遺症が残るとされています。5歳未満の乳幼児が罹患することが多く、特に2歳未満の子どもさんの発症率が高い重症感染症です。

ヒブワクチンは、このHib感染症に対する免疫をつけるワクチンであり、欧米諸国では、三種混合(DPT)と一緒に接種していることが多い一般的なワクチンです。

ヒブワクチンの接種スケジュール

上記のように、5歳以下の乳幼児の罹患率が高いため、接種対象者は、5歳未満となっています。

接種開始が生後2ヶ月~7ヶ月未満の場合

初回免疫として、4~8週の間隔を空けて3回接種
追加接種として、約1年後に1回接種

接種開始が生後7ヶ月以上~12ヶ月未満の場合

初回免疫として、4-~8週の間隔を空けて2回接種
追加接種として、約1年後に1回接種

接種開始年齢が1歳以上の場合

通常1回接種

注意事項(副作用など)

  • 通常の予防接種と同様、体調に問題ないと判断した場合に接種可能です。
  • 副作用も、通常の不活化ワクチン(3種混合ワクチンやインフルエンザワクチンなど)と同様で、局所反応としての接種部位の発赤、腫脹などが一般的です。他のワクチン同様、アナフィラキシーなどアレルギー反応については注意が必要です。3種混合ワクチン(DPT)、肺炎球菌ワクチンとの同時接種において副作用が増加する報告はありませんので、当院では同時接種を推奨しております。
  • 平成23年1月より、2ヶ月~5歳未満の子どもさんは公費での接種が可能となりました。
  • 公費外での接種は当院では、1回7,000円です。

日本脳炎ワクチン

日本脳炎ワクチンの積極的勧奨の再開について

平成17年5月30日に厚生労働省から『日本脳炎ワクチンの積極的勧奨の差し控えについての通達』が各都道府県、自治体に出されました。

その後、約5年間にわたり、日本脳炎ワクチンの接種が積極的には行われなくなっておりました。
平成21年より、新しい日本脳炎ワクチンによる接種が可能となり、現在のところ重篤な副作用は報告されていません。

これを受けて、平成22年度より、日本脳炎ワクチンの積極的勧奨が、国・地方自治体からの通達で再開されました。

1期(3歳以上、1期初回2回、1期追加1回)分に関しては、新しいワクチンにて接種が勧奨されるようになりましたので、未接種の方は早期に接種をしてください。

また、2期(小学校4年生での標準接種、9歳以上13歳未満)につきましても、新しいワクチンでの定期接種(公費での接種)が可能となっておりますので、接種がまだの方はお早めに接種してください。
1期を全く接種されていない方で、9歳になっている場合も1期として3回接種することができます。
詳細につきましては、当院にお問い合わせください。

MRワクチン

MRワクチン接種の重要性

従来、麻疹、風疹のワクチンは、1回接種で終生免疫が得られるものと考えられてきましたが、自然流行が減った現在では、徐々に免疫が低下することがわかってまいりました(専門的にはsecondary vaccine failureと言います)。

昨年などの大学生を中心とした麻疹の流行は、ワクチン接種をしなかった世代(MMRワクチンの副作用問題など)と接種はしたけれど免疫が低下した人たちの両方に見られました。
以前より欧米諸国から『麻疹輸出国』として揶揄されてきた現状をやっと国も重い腰を上げて改善しようとしております。

平成18年度より、麻疹・風疹混合ワクチン(MRワクチン)の導入により、1歳児と小学校就学前の1年間の2回接種が定期接種となりました。今回、この制度の恩恵を受けることができなかった子どもさんを対象に5年間の経過措置がとられることとなり、中学1年生と高校3年生でMRワクチンが公費で接種可能となりました。
麻疹、風疹の日本からの撲滅を目指し、必ず接種するようにしてください。
以下、厚生労働省感染症情報センターから
http://idsc.nih.go.jp/disease/measles/index.html

MRワクチン接種時期について

MRワクチン(麻疹・風疹混合ワクチン)の接種が、平成20年4月1日より下記のように変更となりました。

Ⅰ期
生後12ヶ月~24ヶ月までの幼児【従来通り】
Ⅱ期
小学校就学前1年間の幼児(幼稚園、保育園の年長さんに当たる)【従来通り】
Ⅲ期
中学校1年生に相当する1年間(平成20年4月より5年間)【新規】
Ⅳ期
高校3年生に相当する1年間(平成20年4月より5年間)【新規】

以上、すべて公費(無料)で接種可能です。

注意)Ⅲ期、Ⅳ期の方に関しましては、問診表に保護者の方のサインを事前にしていただくか、保護者の方が同伴で接種を受けに来ていただく必要があります。
詳しくは、窓口まで(075-573-8808)